
はじめに
鬱病のようなものは、誰でもなり易いものです。
ウイルスによる脳炎の後遺障害で変調を来たす場合も
あります。ぜひ、毎年心の定期健康診断を受けること
をお勧めします。
カウンセラーの駆け出しのようなことをしていますと、
他の人からカウンセラー自身のチェックをしていただ
いています。
さらに、病院でのチェックや知り合いの先生のチェッ
クも受けるようにしています。
こうしたチェックが重篤な精神障害による過労死、自
殺、社会的損失を防ぐ方法と考えています。
30歳代男性の事例
P営業所に栄転してから、夜も眠れなくなり、土日も
仕事場に行かないと気がすまないようになった。
アルコールに依存するようになり毎日焼酎5合を夕食
前に常用するようになった。
上司が引率して精神科を受診したものの、完全治癒
する前に治療を中止。
内面と外面があまりにも解離していて、精神状態の
把握が行いにくかった面もあり、その後会社のメンタル
ヘルスのチェックも遅れてしまった。
リストラ対策の管理を担当するようになってから、勤
務中、運転中、作業中にもアルコールを常用するよう
になり、自分もリストラされるのではないかという
極度の不安から感情が激変しやすく、虚偽報告、
虚偽文書を作成するようになった。
勤務態度は、外向きは極めて紳士、内向きは反社会的
である。
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ベンチのある公園
[さあ!こころの旅に出かけましょう!]
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上記の事例は、責任感が強く、極めてやる気のある人
のメンタルヘルスの内容を記したものです。
一般的な社員として働けば良い成績を上げ、人望も
厚く慕われた人生を送ったと思われますが、引き抜か
れての栄転が暗転することになってしまいました。
栄転先での仕事について行けず、やる気がカラ回りし、
つい嘘をついた結果が、社会全体を引っ張りまわして
しまう結果となってしまいました。
この事例では、精神科への受診指導もしていた訳です
から、その後のアフタも必要だった訳です。
こうした事例では、組織的に企業病理を露呈することと
なり、大きな社会問題となってしまうことがあります。
この企業では4ヶ月の間に3件も全国紙を賑わすような
事件が発生しました。
このような場合、3件はあくまでも氷山の一角であり、
組織全体のタガが緩んでいる場合が多いのです。
企業は、その成長戦略のため、どうしても内向きにな
り、事件を隠蔽するようなことが多くなります。
その結果、思いもよらぬ大きな問題や組織管理の誤り
につながるケースが多発するのです。
おわりに
事例研究で本題を取り上げました事由は、個人の病気
といっても、それでは済まされない社会病理のような
ものが含まれている場合も多く存在しているからです。
企業におけるメンタルヘルスは、常に関係者を入れ替
えて、自企業を客観的に見れる状態にしておくことが
大切です。
 『三つのお願い!』
T.こころを軽くしよう♪
U.こころを楽しくしよう♪
V.こころをやさしくしよう♪
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