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−子育て支援セミナー−
2004年9月8日
CDIセミナーハウス
CDIセラピスト 宮坂 智博
論文要約(セミナー資料)
目次
T はじめに
U 「場」として、家族支援センタの充実
(家族支援センタに期待される役割)
V 組織的に家族支援を展開する実践の場について
W まとめ
T はじめに
不登校などの問題解決は、家族の構成員の心理的力動を要因として、子どもに発生してくるものが多い。
子どもの育ちについて、子どもの成育環境や発達を観察すると同時に、子どもを育てる親の態度着目する必要がある。
子どもを通して、その家族全体の有する対人関係プロセスに注目し、現在顕在化している問題が、その家族集団の中でどのように関連して起こっているのかを見出し、それに基づいて、家族成員がどのような形で実際に治療に参加できるかを知ることが必要である。
その後、子どもを含めた治療参加全員に、治療における目標、期待を聞いていく。そして、家族成員で合意の得られた治療目標を定めたうえで、それぞれの治療戦略基づいて介入を行っていく。
個人のアプローチには、限界があることから、家族集団の中で個人を捉えなおし、家族成員が望ましい行動相互に強化していくことが大切である。
この強化していく「場」として、家族支援センターの充実を考える必要がる。
U 「場」として、家族支援センタの充実(家族支援センタに期待される役割)
家族支援センタに期待される役割は、「家族療法」、「家族システム」をいかに有効活用させるかにかかっています。
子どもの問題は、子どもだけを取り出しても何も見えてこず、また何も解決できません。
家族支援センタの役割は、家族という単位の中で、子どもの発達全般に対して適切な援助活動を行う機関の重要な部分を担っています。
この意味で、「子育て支援」、「家族支援」のレベルでなく、子どもが育っていく家族機能全体に着目していくことが大切である。
家族支援センタの問題点は、家族コミュニケーションの具体的な改善法については詳しいものの、
これまでは組織的に家族支援を展開する実践の場に恵まれない状況に置かれていました。
家族支援センタに、出入りすること自体が、コミュニティの成員から何かしら誤解やマイナスの
イメージを持たれることを避けることが必要である。
家族訓練は、在宅受講できいつでもこのプログラムに参加でき、定期的に訪問訓練指導を行うべきである。
V 組織的に家族支援を展開する実践の場について NO.2
「家族療法」、「家族システム」を定義し、その展開の上に組織的に家族支援を展開する実践の場を構築せねばならない。
定義
(1) 家族システムは、夫婦・兄弟などの集合体であり、相互に関係を持つ。
(2) 家族から切り離して、個人の理解はできない。
(3) 個として分離して理解したのでは、家族の機能を正確に捕えられない。
(4) 家族の構造や組織化の程度が、家族の行動様式を決定している。
(5) 家族内の交流パターンが、家族の行動を形作っている。
家族に愛のハーアモニー!
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『対人関係プロセス』
[家族システム(家族機能)の再構築]
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こうした定義を考察すると、家族システムを組織的に支援する場の必要性が見えてくる。
組織的に支援する事由は、家族システム(家族機能)の再構築を図るためである。この再構築には、公的機関やNPOなどの組織が、「家族療法」、「家族システム」を適切に把握し、より豊かな支援のためのプログラムを有するとともに、専門性を持って、継続的に関わっていける体制が重要である。
W まとめ
子どもの問題は、家族の問題であり、場合によって家族全体の歪みを治療することでもあるように思われる。子どもを治療する前に、家族全体の治療を視野に入れて家族支援センタは実践を積み重ねて行かねばならない。家族支援センタは、児童相談所、福祉施設、病院等の中に併設して行くことも可能である。新しい施設を作ることの重要性より、児童相談所、福祉施設、病院等の機能拡張が望まれる。
というのは、家族システム(家族機能)の再構築には、生計の安定、精神疾患の治療等さまざまな要因が考えられ、この支援こそがまさしく家族機能を取り戻すことだからである。
 『三つのお願い!』
T.こころを軽くしよう♪
U.こころを楽しくしよう♪
V.こころをやさしくしよう♪
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