摂食障害
Eating Disorder
はじめに
摂食障害は、美しいスタイルにあこがれる女性に有病率が高く、ダイエットのために無理をすることから始まります。
@ ダイエット指向
A やせ願望
B 体型に関する社会的プレッシャー
T 摂食障害の段階
@無茶ぐい障害
A過食症
B拒食症
注意:拒食症は重症になる恐れがあります早めに受診して下さい。
U 摂食障害にはたくさんの病気が隠れています。
1.極端な体重の変化
2.体重増加と肥満への強い恐怖
3.月経停止
4.自己身体の認識異常。
5.徐脈
6.低血圧
7.低体温
8.低血糖
9.皮膚の乾燥
10.皮膚の黄色調
11.産毛(うぶげ)
12.点状出血班
13.肝機能障害
14.脾腫
15.腹部膨満感
16.寒さに対する不耐性
17.骨粗鬆症
18.自己誘発性嘔吐
19.低カリウム血症
20.筋力の低下
21.胃アトニー
22.心臓の不整脈
23.腎機能障害
24.虫歯
25.耳下腺と舌下腺のはれ
26.手の吐きだこ
27.食道炎(胃酸による粘膜炎症)
28.マロリーワイス症候群(嘔吐時の腹腔内圧上昇によって起こる食道下部から噴門部にかけての粘膜や筋層の裂創)
V 摂食障害の背景
@ 家庭内の不仲
A 機能不全家庭の機能不全
B 性的被害(性虐待、性に関するトラブル、身体的暴力)
C 学校環境からくるストレス
D 海外でのストレス
E 受験競争
F いじめ
W 摂食障害の治療
@家族団欒を増やす
A認知行動療法
B家族療法
C自立支援サポート・自助グループ
D薬物療法(選択的セロトニン再取込み阻害剤・三環系抗うつ薬)
E家族療法、、など、そして最終的に集団療法、自助グループ、十分な治療期間です。
F嗜癖行動修正のための入院
G治療的ネットワークの利用
H集団療法
X 摂食障害の治療の留意点
@摂食障害の治療方法の体感・体験的教育や援助
A家族療法、集団療法、自助グループとの連携
B往診の依頼
C家族の相談から治療開始
D摂食障害本人のカウンセラー、家族のカウンセラーを分ける
E家族に集団療法を行う。
F家庭内暴力を受けていたりする場合には、家族の専門病院への入院
G初回面接(本人、家族)時間をかけて行う。
H摂食障害本人にこれ以上傷つけないように配慮する。
Iやさしくいたわるようにカウンセリングを行う。
J重症の場合はとりあえず生きてるだけで良い。
K治療の効果を焦らないこと。
Lありのままのクライエントをうけいれる。
Mむずかしいこと、 できないことをクライエントに要求しない。
Nクライエントの精神状態と環境に応じて治療課題を出す。
O できないことを評価するのでなく、できたことを評価する。
P 回復のモデルになりそうな人のいる自助グループに参加する。
Qクライエントと治療者の水平距離を保つ
R 治療者の研究、教育、協力
Sトラブルへの辛抱強い対処。
Y 摂食障害の身体的診察
1.傷ついた心を持ち
2.傷つきやすく
3.不信感
4.留意点
5.女医、女性の看護士が望ましい
6.前腕−手首の傷
7.静脈注射のあと
8.火傷痕
9.根性焼き(煙草の火を押し付けた跡)
10.爪噛みの跡
11.爪周りの肉をはがした跡
12.両手の皮膚はがしの跡
13.頭髪の中(抜毛癖、円形脱毛症、傷、瘤)
14.吐きだこ
15.唾液線腫脹
16.栄養・脱水状態
17.皮下脂肪
18.体毛の濃さ
19.湿疹
20.腹部皮膚(マッサージ、皮下脂肪の揉み出し痕)
21.身体的虐待の兆候
22.アトピー性皮膚炎
23.気管支喘息
24.体重、体型、拒食組と過食組、嘔吐のあるなし、虐待体験のあるなし、家族の治療協力の程度
25.摂食障害の患者は一般的に対人関係に過敏です。
Z 注意事項
1.睡眠薬、安定剤、下剤、浣腸の要求、強要。
2.自傷行為。特に手首、前腕部の切傷、大量服薬。自殺(企図)。自殺のほのめかし、予告
3.万引。盗癖。盗食。絶食。
4.栄養障害。低カリウム血症。むくみ(浮腫)。感染症合併。やせぼけ。衰弱死。栄養補給拒否。服薬拒否。
5.隠れて吐く。食物を隠れて捨てる。
6.易刺激的、興奮、パニック。嫉妬。
7.行方不明。
8.異性患者との急接近
9.過食嘔吐。トイレを汚す
10.食物大量保管(場所占拠、悪臭、腐敗、畳を腐らせる)。
11.夜間の料理、過食嘔吐による騒音。食堂でご飯やみそ汁を取り過ぎ足りなくなる。
12.家族を困らせる行動。電話、暴言、多額の金銭要求、食物を送らせる。家族への暴力。家族に飽食を強いる。
13.退行(子供返り、赤ちゃん返り)。
14.歪んだ関係になり易い。テスティング。恋愛転移。逆転移。
15.過去に治療関係で傷ついた方が多い。
16.治療者自身の精神衛生管理が重要。
17.チーム治療を心がける。スーパーバイズ、多くの回復者の話を聞くことが重要。
18.症状(拒食、過食・嘔吐、やせ・肥満など体重の異常、下剤乱用など)からの回復。
摂食障害の課題
1.ありのままの自分をうけいれられるようになること。
2.言いにくいこともそれなりに言葉で伝えられるようになること。
\ 摂食障害の社会的背景
3 地域の問題点
@ 学歴重視
A 地域の崩壊
B 外で遊ぶ場所の減少
4 社会の問題点
@ 急激な都市化
A 早い生活テンポ
B 学問偏重
C 受験競争
D 過度な競争社会
5 子どもの問題点
@ 孤食
A 深夜生活
B 塾通い
C 疾病
D 少子化
E 外で遊ぶ時間の減少
F 一人遊び
G 一人生活(個室化)
] 引きこもり原因と治療
1.引きこもりのタイプ
@ 学校生活にがんばりすぎて息切れした場合 ⇒休息をすすめる
A 学校環境に圧倒されて追い詰められた場合 ⇒しばらく傍らで待つ
B 学習仲間と折り合いにつまずいた場合 ⇒信頼関係の再構築
C 疾病により体力・気力が失われている場合 ⇒疾病の治療
D 生活習慣が不規則で学校に耐えられない場合⇒生活習慣の再構築
2.引きこもりの心身の症状
@摂食障害
A不眠
B緊張
C対人恐怖
D不安
EPTSD
3.人間に対する不信感
* 社会全体に対する不信感
]ーT 摂食障害の復学へのステップ
@ 絶対安静期⇒入院・在宅 ⇒登校刺激は控える
A 不穏期 ⇒そっとしておく ⇒登校刺激はしない
B 無為期 ⇒認知行動療法開始 ⇒段階に応じて登校刺激
C 意欲回復期⇒集団療法開始 ⇒スピードを調整して登校刺激
D 登校再会期⇒コーチング ⇒登校刺激を行う。
C 再不適応期⇒コーチング ⇒外部より登校刺激
D 登校期 ⇒セルフコーチング ⇒自己による登校意欲の調整
]ーU 不登校の原因が特定しにくいときはあまり深く追求追求しない。
@ 家族間に問題がある場合でもお互いに責め合わない。
A 学校に問題がある場合でも感情的にならない。
]ーV メンタルヘルスの対応
@ 医療機関で心理検査、診察、治療を受ける。
A カウンセラーの治療を受ける。
* 病院のカウンセラー
* スクールカウンセラー
* 心理相談室のカウンセラー
B 医師、カウンセラーの指示を受けて介護する。
C 隣近所に応援を頼む
D 学校の教育的対応を依頼する。
E 相談治療機関に介護方法のアドバイスを受ける。
F 社会・行政に相談する。
* 介護に詳しい親の会に参加する。
]ーW 介護者の自学自習
@ インターネットで知識の吸収
* プログで患者さんの気持ちを熟知する。
* 病因・病状についての知識をもつ
* 親の会へ参加する。(メール交換)
* フリースクール活動等を研究する。
]ーX 介護方法
@ 自分で無理に荷を負わない。
A 家族で交替して介護する。
B 医師・カウンセラーに任せるところは任せる。
C 学校に任せるところは任せる。
D 看護者の健康を保つ
E 他の家族を無理に引き込まない
]ーY 専門の臨床家
@ 心理検査・カウンセリング・各種療法・問診のある病院を選ぶ
A 専門家の意見を学校に反映させる
\ 治療のまとめ
@ 導入(病院の選定、病因の、往診の依頼
A 親の対応(医療機関への相談・
B 家庭の雰囲気を明るくする(犯人探しをして暗くならない。)
C 本人の自覚・自主性・主体性の回復を待つ(楽観的に待つ!)
D 電話相談・通院・親の会参加・デイケア参加
E フリースクール参加・
F 心理的アプローチ
G 生活習慣の改善
H コーチング実施
I 登校刺激実施(現実性獲得訓練)
J サポート実施(心理状態の知識教育)
K 社会教育訓練(ケンカ・対立・競争・冒険・危険への対応)
]ーZ 教育目標
@ 人間性の回復
A 主体性の回復
B 学校自治
C 多様性のある教育
D 調和のある教育
インターネットにサイトのある引きこもり掲載

*http://www.4kouza.net/beauty/hikikomori/index.html
http://www.nisseikyo.or.jp/home/mental/2/02_m08/mental_200208_03.html
引きこもりと社会参加の比較モデル
Copyright(c)2001-2002Yuichi Hattori.All Rights Reserved
http://edocity.sixam.co.jp/shinri/hikikomori/model1.html
引きこもりと社会参加の比較モデル
Copyright(c)2001-2002Yuichi Hattori.All Rights Reserved
http://edocity.sixam.co.jp/shinri/hikikomori/model2.html
参考文献
こころの医学辞典 講談社
心理学辞典 有斐閣
河合隼雄著作集 岩波書店
学校臨床心理学 放送大学大学院教材
児童心理1994年10月増刊 不登校・登校拒否ハンドブック
ひきこもり サイエンス社
ひきこもりからの旅立ち ハート出版
学校不適応とひきこもり こころの科学 日本評論社
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