強迫性障害
Obsessive-Compulsiv Disorder
はじめに
強迫性障害は、強迫神経症と呼ばれてきました。
1980年代後半より薬物療法と認知行動療法が有効とされ、
治療されています。
T 強迫性障害の定義
強迫観念と強迫行為という強迫症状を主に示します。
症状が進むと職場、学校、家庭での生活に支障が出ます。
症状は、パソコンの入力確認がしにくいといった程度から
引きこもりとなって家から一歩も出れないという重度のもの
まであります。
強迫性障害は、脳に障害がある訳であはりません。
発症年代15歳〜40歳
強迫観念とは、自分でもばかばかしいと思いながら、繰り
返し頭に浮かんで離れない状態をいいます。
例(1)自分や他人を故意に傷付けてしまうのではないか。
強迫行為とは、自分でもばかげていると思うようなことを繰り
返し行ってしまような行為をすることです。
例
1.汚れているような気がして何度も手を洗ってしまう。
認知行動療法(暴露妨害反応法)
強迫観念が主体の場合は、その観念が生じるパターンを説明する
モデルをつくり、ほかの考え方ができないだろうかと工夫してい
く認知行動療法の手法を用います。
強迫行為が生じるために回避してきた状態にあえて自らさらす。
不安を軽くするためにしてきた]強迫行為をあえてしない。
強迫行為のかわりに他の行動を積極的に行う。
\ 強迫障害の社会的背景
3 地域の問題点
@ 学歴重視
A 地域の崩壊
B 外で遊ぶ場所の減少
4 社会の問題点
@ 急激な都市化
A 早い生活テンポ
B 学問偏重
C 受験競争
D 過度な競争社会
5 子どもの問題点
@ 孤食
A 深夜生活
B 塾通い
C 疾病
D 少子化
E 外で遊ぶ時間の減少
F 一人遊び
G 一人生活(個室化)
] 引きこもり原因と治療
1.引きこもりのタイプ
@ 学校生活にがんばりすぎて息切れした場合 ⇒休息をすすめる
A 学校環境に圧倒されて追い詰められた場合 ⇒しばらく傍らで待つ
B 学習仲間と折り合いにつまずいた場合 ⇒信頼関係の再構築
C 疾病により体力・気力が失われている場合 ⇒疾病の治療
D 生活習慣が不規則で学校に耐えられない場合⇒生活習慣の再構築
2.引きこもりの心身の症状
EPTSD
3.人間に対する不信感
* 社会全体に対する不信感
]ーT 摂食障害の復学へのステップ
@ 絶対安静期⇒入院・在宅 ⇒登校刺激は控える
A 不穏期 ⇒そっとしておく ⇒登校刺激はしない
B 無為期 ⇒認知行動療法開始 ⇒段階に応じて登校刺激
C 意欲回復期⇒集団療法開始 ⇒スピードを調整して登校刺激
D 登校再会期⇒コーチング ⇒登校刺激を行う。
C 再不適応期⇒コーチング ⇒外部より登校刺激
D 登校期 ⇒セルフコーチング ⇒自己による登校意欲の調整
]ーU 不登校の原因が特定しにくいときはあまり深く追求追求しない。
@ 家族間に問題がある場合でもお互いに責め合わない。
A 学校に問題がある場合でも感情的にならない。
]ーV メンタルヘルスの対応
@ 医療機関で心理検査、診察、治療を受ける。
A カウンセラーの治療を受ける。
* 病院のカウンセラー
* スクールカウンセラー
* 心理相談室のカウンセラー
B 医師、カウンセラーの指示を受けて介護する。
C 隣近所に応援を頼む
D 学校の教育的対応を依頼する。
E 相談治療機関に介護方法のアドバイスを受ける。
F 社会・行政に相談する。
* 介護に詳しい親の会に参加する。
]ーW 介護者の自学自習
@ インターネットで知識の吸収
* プログで患者さんの気持ちを熟知する。
* 病因・病状についての知識をもつ
* 親の会へ参加する。(メール交換)
* フリースクール活動等を研究する。
]ーX 介護方法
@ 自分で無理に荷を負わない。
A 家族で交替して介護する。
B 医師・カウンセラーに任せるところは任せる。
C 学校に任せるところは任せる。
D 看護者の健康を保つ
E 他の家族を無理に引き込まない
]ーY 専門の臨床家
@ 心理検査・カウンセリング・各種療法・問診のある病院を選ぶ
A 専門家の意見を学校に反映させる
\ 治療のまとめ
@ 導入(病院の選定、病因の、往診の依頼
A 親の対応(医療機関への相談・
B 家庭の雰囲気を明るくする(犯人探しをして暗くならない。)
C 本人の自覚・自主性・主体性の回復を待つ(楽観的に待つ!)
D 電話相談・通院・親の会参加・デイケア参加
E フリースクール参加・
F 心理的アプローチ
G 生活習慣の改善
H コーチング実施
I 登校刺激実施(現実性獲得訓練)
J サポート実施(心理状態の知識教育)
K 社会教育訓練(ケンカ・対立・競争・冒険・危険への対応)
]ーZ 教育目標
@ 人間性の回復
A 主体性の回復
B 学校自治
C 多様性のある教育
D 調和のある教育
インターネットにサイトのある引きこもり掲載

*http://www.4kouza.net/beauty/hikikomori/index.html
http://www.nisseikyo.or.jp/home/mental/2/02_m08/mental_200208_03.html
引きこもりと社会参加の比較モデル
Copyright(c)2001-2002Yuichi Hattori.All Rights Reserved
http://edocity.sixam.co.jp/shinri/hikikomori/model1.html
引きこもりと社会参加の比較モデル
Copyright(c)2001-2002Yuichi Hattori.All Rights Reserved
http://edocity.sixam.co.jp/shinri/hikikomori/model2.html
参考文献
こころの医学辞典 講談社
心理学辞典 有斐閣
河合隼雄著作集 岩波書店
学校臨床心理学 放送大学大学院教材
児童心理1994年10月増刊 不登校・登校拒否ハンドブック
ひきこもり サイエンス社
ひきこもりからの旅立ち ハート出版
学校不適応とひきこもり こころの科学 日本評論社
|