不登校
Non school attendance
?T 不登校になる背景
1 家庭
?@ 家庭内の不仲
?A 学校への過度な期待
?B 家族団欒の不足
?C 家族の間の孤立
2 学校
?@ 友人との関係
?A 先生との関係
?B 入学試験
3 地域
?@ 学歴重視
?A 地域の崩壊
?B 外で遊ぶ場所の減少
4 社会
?@ 急激な都市化
?A 早い生活テンポ
?B 学問偏重
?C 受験競争
?D 過度な競争社会
5 子ども
?@ 孤食
?A 深夜生活
?B 塾通い
?C 疾病
?D 少子化
?E 外で遊ぶ時間の減少
?F 一人遊び
?G 一人生活(個室化)
?U 不登校原因と治療
?@ 学校生活にがんばりすぎて息切れした場合 ⇒休息をすすめる
?A 学校環境に圧倒されて追い詰められた場合 ⇒しばらく傍らで待つ
?B 学習仲間と折り合いにつまずいた場合 ⇒信頼関係の再構築
?C 疾病により体力・気力が失われている場合 ⇒疾病の治療
?D 生活習慣が不規則で学校に耐えられない場合⇒生活習慣の再構築
?V 神経症性の復学へのステップ
?@ 絶対安静期⇒アドバイスしない。⇒登校刺激は控える
?A 不穏期 ⇒そっとしておく ⇒登校刺激はしない
?B 無為期 ⇒認知行動療法開始 ⇒段階に応じて登校刺激
?C 意欲回復期⇒アドバイス ⇒スピードを調整して登校刺激
?D 登校再会期⇒コーチング ⇒登校刺激を行う。
?C 再不適応期⇒コーチング ⇒外部より登校刺激
?D 登校期 ⇒セルフコーチング ⇒自己による登校意欲の調整
?W 不登校の原因が特定しにくいときはあまり深く追求追求しない。
?@ 家族間に問題がある場合でもお互いに責め合わない。
?A 学校に問題がある場合でも感情的にならない。
?X メンタルヘルスの対応
?@ 医療機関で心理検査、診察、治療を受ける。
?A カウンセラーの治療を受ける。
* 病院のカウンセラー
* スクールカウンセラー
* 心理相談室のカウンセラー
?B 医師、カウンセラーの指示を受けて介護する。
?C 隣近所に応援を頼む
?D 学校の教育的対応を依頼する。
?E 相談治療機関に介護方法のアドバイスを受ける。
?F 社会・行政に相談する。
* 介護に詳しい親の会に参加する。
?Y 介護者の自学自習
?@ インターネットで知識の吸収
* プログで患者さんの気持ちを熟知する。
* 病因・病状についての知識をもつ
* 親の会へ参加する。(メール交換)
* フリースクール活動等を研究する。
?Z 介護方法
?@ 自分で無理に荷を負わない。
?A 家族で交替して介護する。
?B 医師・カウンセラーに任せるところは任せる。
?C 学校に任せるところは任せる。
?D 看護者の健康を保つ
?E 他の家族を無理に引き込まない
?[ 専門の臨床家
?@ 心理検査・カウンセリング・各種療法・問診のある病院を選ぶ
?A 専門家の意見を学校に反映させる
?\ 治療のまとめ
?@ 導入(病院の選定、病因の、往診の依頼
?A 親の対応(医療機関への相談・
?B 家庭の雰囲気を明るくする(犯人探しをして暗くならない。)
?C 本人の自覚・自主性・主体性の回復を待つ(楽観的に待つ!)
?D 電話相談・通院・親の会参加・デイケア参加
?E フリースクール参加・
?F 心理的アプローチ
?G 生活習慣の改善
?H コーチング実施
?I 登校刺激実施(現実性獲得訓練)
?J サポート実施(心理状態の知識教育)
?K 社会教育訓練(ケンカ・対立・競争・冒険・危険への対応)
?] 教育目標
?@ 人間性の回復
?A 主体性の回復
?B 学校自治
?C 多様性のある教育
?D 調和のある教育
参考文献
こころの医学辞典 講談社
心理学辞典 有斐閣
河合隼雄著作集 岩波書店
学校臨床心理学 放送大学大学院教材
児童心理1994年10月増刊 不登校・登校拒否ハンドブック
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