
はじめに
年間の自殺者が3万人を数え、多くの社会問題となって
います。食べるものが溢れ、選ばなければ仕事も豊富
にあり、比較的自由に学校や職業を選択できる恵まれ
た社会である一方、激しい競争や都市化の進展に伴う
ストレスからいつしか、体調を崩し、社会について行
けない人も増えています。不登校、引きこもり、ニート、
フリーターの増加は現代社会が大きな問題点を内蔵し
ていることを如実に物語っています。
これらに答える正しい解答や処方箋が存在する訳では
ありませんが、社会全体が今のありようについて見直
さねばならないところに至っています。
自殺予防
1.精神科への入院
2.薬物療法
3.電気痙攣療法
4.行政機関への依頼
きわめて優れた治療薬があり、鬱病は治癒する病気にな
ってきました。
精神科で駄目人間になるというような錯覚は捨て、薬の
服用により治療に専念しましょう。
原因も分ってきた病気です心の風邪ぐらいに考えて早く
治療しましょう。
鬱病の心理療法等
1.薬物療法を主に考えて下さい。
2.認知行動療法が有効です。
周囲や家族の対応
極度の鬱状態にありながら、家族のため、仕事のためと
必死に隠して働いている例が多々見受けられます。
治療も精神科の敷居が高く、せっかく周囲が連れて行っ
ても治療が長続きせず、放置してしまい、その結果、自
殺に至る例が多いのです。
気のせいだと意気込むことが悪い結果をもたらします。
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ベンチのある公園
[さあ!こころの旅に出かけましょう!]
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周囲とのトラブル
病気を隠して、業務を行うためにトラブルが多発し、
思わぬ不測の事態を引き起こしてしまいます。
この結果余計に治療を困難にし、最悪の事態に陥り
ます。
正しい知識をもって、うつ的状態に対処してゆく事
がとても大切です。
うつ的状態を隠さない(隠させない)
自殺したいという気持ちを隠したり。周囲が隠させ
たりしないようにしましょう。
自殺におけるうつ的状態は気分障害に似て、場合に
よって波打つように、感情が激変する場合がありま
す。それに気づいたら注意するのではなくて、医師
の治療を受けるように説得しましょう。
まとめ
自殺は社会の縮図を表す鏡と言えます。
医学の力や法律の力で押さえれる問題であhありま
せん。
ゆとりを本当の意味で持てる社会の構築が必須とな
っています。
誰もが自殺の可能性を秘める現在、生きるというこ
とを根底から見直して、あるべき社会像を見出さね
ばなりません。
文明化の波の中で、本当の人間らしいくらしが忘れ
去られようとしています。連綿と続く文化を大切に
して、自分の住む時代や風土が連続性を保つことの
重要性が今問われているのです。
 『三つのお願い!』
?T.こころを軽くしよう♪
?U.こころを楽しくしよう♪
?V.こころをやさしくしよう♪
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