 星屑のノクターン
「忘れないでくれ!ぼくはいつもきみを照らす。」
『軽やかに』
虹の翼に乗って、メルヘンの笛を吹いてみましょう。
さわやかないい気持ちです。
ペアガサスが夢と希望を乗せて、天空を駈けてきます。
さあ、歌いましょう。
星屑のノクターン
誰もが、みな恋して、傷ついて、生きている。
かなしみはそっとエンジェルが癒してくれる。
『希望の命があなたを包むとき!』
“ぼく”くんはあなたといっしょにいてくれる。
“ぼく”くんは星座の番人。
『お願い!ペガサス♪』
『夜空のあなたに、想い届けて!』
『星屑のノクターン!』
「“ぼく”くん、お願い星の番人のアルゴンおじさんが星屑を集める
前に「ルクスを探して!」。
“ぼく”くんは時の経つのも忘れて、メーザに散った星のかけらを
集めました。
星のかけらは、冷たい北海の藍色の海のような色をして、
青ざめたままメーザの園に横たわっています!!
拾うたびに、ぼく”くんのこころのなかに悲しみが広がって
ゆきます。
宇宙を駈けて輝いていた星たちの悲しみがいっぱい
つまっているからです。
“ぼく”くんが星のかけらを拾うたびに小さく見えなく
なってゆきます。
“ぼく”くんは笛を吹きます。
とっても物悲しい笛の音です。
小さな、小さな“ぼく”くん。
“ぼく”くんの夏休みが
終わろうとしています。
甘く物悲しいほのかな想い。
人はだれも旅人。
人生のなかの旅人。
ほんのつかのまのとき。
アルゴンおじさんがやってきて、
おおきなくまでで星屑のかけらを
集めだしました。
カチャカチャ音を立てながら星屑のかけらは
星屑袋に集められてゆきます。
やがていっぱいになると、アルゴンおじさんは
もときた道を戻ってゆきました。
その袋からポタポタとしずくががたれているのに、
アルゴンおじさんは気がつきませんでした。
しずくはやがて水溜りになりました。
すると水溜りは急に光りだして、そのまばゆさを。
ますと、ウェンディに言いました。
「忘れないでくれ、ぼくはいつも君を照らす。」
そういい終わると、天高くのぼってゆきました。

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夏休みはたのしいね。
[いっぱいあそぼう!]
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メルヘンの世界で遊ぼう。
もっと、もっと広くて、楽しいよ。
さあ、胸いっぱいに息を吸って。
ゆっくりとはき出しましょう。
とってもさわやかな音楽が聴こえてきました。
さわやかないい気持ちです。
とてもくつろいでいます。
いい気持ちです。
★ゆったりとのびやかにお過ごし下さい!
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